不動産売却時に注意すべき法律トラブルと、その対策

不動産売却時に注意すべき法律トラブルと、その対策

こんにちは。たかはしです。今回は「不動産を売却する際に注意すべき法律トラブルとその対策」について、少し掘り下げて解説します。不動産の売買には多くの法律が関わっており、知識がないまま進めると、思わぬトラブルに発展することがあります。
この記事では、実際によくあるトラブル事例と、それを防ぐための具体的なポイントをお伝えします。

不動産売却で起こりやすい法律トラブルとは?

不動産売却は「契約」「登記」「法的責任」など、複雑な要素が絡み合う取引です。金額が大きいため、一つの見落としが大きなトラブルを招くこともあります。ここでは特に注意すべき代表的な事例を紹介します。

1. 契約不適合責任(旧・瑕疵担保責任)のトラブル

売却した物件に、契約内容と異なる欠陥(雨漏り、シロアリ被害、給排水設備の不良など)が見つかった場合、売主が「契約不適合責任」を負うことになります。
たとえ売主に悪意がなくても、買主から修繕費用や損害賠償を請求されるケースもあるため、「知らなかった」では済まないことがあります。

対策:売却前に不具合を把握し、不動産会社と相談しながら「現状有姿(ありのまま)」で購入者の方に申し伝えた上で売却するか、事前に修繕してから売るか(修繕した事実は伝えましょう)を検討しましょう。売却時には「設備表」「物件状況報告書」といった書類に正確に記入することも大切です。

2. 口約束による誤解と書面不一致

「エアコンは置いておくって言ったじゃないですか!」「引き渡しは来月には出来るって聞いてました」など、口頭で交わした約束が契約書に反映されていない場合、後々の争いに発展することがあります。
特に「特約事項」は、契約書面上で明記されていないと法的効力を持ちません。

対策:話し合いの段階で決まった内容は、必ず書面で残すこと。契約書・設備表・物件状況報告書の3点は細かくチェックしましょう。

3. 登記の不備・相続関係の混乱

不動産登記が正しく整理されていないと、売却手続き自体が止まってしまうことがあります。たとえば、
・抵当権が残っている
・登記簿上の名義人が亡くなっている(相続登記未了)
・土地の一部に筆落ち(登記漏れ)がある
・権利証を紛失している
といったケースです。
また、共有名義の物件では、全員の同意が得られないと売却できません。

対策:売却前に登記情報を法務局などで確認し、相続登記や抵当権抹消などの手続きを(手続きの準備を)早めに済ませておきましょう。

4. 戸建てと土地における、境界線や越境による隣地トラブル

戸建てと土地で意外と多いのが「境界線」「境界」「越境」に関するトラブルです。古い住宅地では、塀やフェンスの位置が登記上の境界線と異なる場合があります。また、雨樋やカーポートが隣地に少し越境していると、建て替え時に支障が出たり、売却時に問題になることがあります。

対策:測量士による「境界確認」を早めに行うことが重要です。特に相続物件や古い住宅では、売却前に「確定測量図」を用意しておくと安心です。

5. 引き渡し後の残置物・設備トラブル

引き渡し後に「不要な家具が残っている」「設備が故障していた」などのクレームが発生することがあります。
売主としては「そのまま渡すつもりだった」場合でも、買主側は「撤去されると思っていた」と認識が異なるケースが多いです。

対策:契約時に「残すもの」「撤去するもの」を明確に記載しておきましょう。写真を添付するのも有効です。

トラブルを未然に防ぐ3つのポイント

上記のようなトラブルを防ぐためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

1. それぞれの専門家(不動産会社・司法書士)への相談

売買契約書や登記内容に不安がある場合は、必ず専門家に相談しましょう。不動産会社の担当者だけでなく、司法書士や行政書士のサポートを受けることで、より確実な取引が可能になります。

2. 書類と情報の整理を早めに

売却前に、権利証・登記簿謄本・固定資産税通知書・建築確認済証などの書類を整理しておきましょう。情報の不備があると契約が遅れるだけでなく、価格交渉にも影響します。

3. 「正直に伝える」姿勢を忘れずに

売主が故意に情報を隠してしまうと、後に損害賠償や契約解除につながる可能性があります。小さな不具合でも誠実に伝えることで、信頼関係のある取引ができます。

まとめ:事前の準備が最大のトラブル回避策

不動産売却は、一見スムーズに見えても、法的な問題が潜んでいることがあります。契約書・登記・境界線・設備など、細部まで確認し、専門家の力を借りることが成功の鍵です。
安心して売却を進めるために、「不安なことは必ず確認」「分からないことは必ず聞く」──この2つを意識して行動しましょう。

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私たかはしは、初年度に宅建取得、入社3年目にトップ営業マン表彰を受け、入社4年目で新宿配属となりました。
新宿という都心で頑張っていますが、もともとは東北から出てきた田舎者です。今でも売主様の物件の草むしりからお手伝いする初心を大切にしたいと思っています。
「押さない営業」スタイルを売りとし、売主様にも買主様にも迅速で気持ちのいいお取引になるよう心がけています。


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