中古マンション・中古戸建の売り時を見極める!高く売るためのタイミングとコツ
- 2025.11.10
- 営業マンたかはしの不動産解説
- たかはしの不動産解説, やさしい不動産解説(売却)
こんにちは、たかはしです。中古マンション・中古戸建を売る際に多くの方が気にされるのが、「いつ売れば一番高く売れるのか?」というタイミングの問題です。市場の流れや金利、築年数によって売却価格は大きく変わるため、適切な時期を見極めることが成功の鍵となります。今回は、中古住宅を高値で売るためのタイミングとポイントについて詳しく解説します。
中古マンションの価値は「築年数」だけでは決まらない
多くの方が「築年数が古い=価値が下がる」と考えがちですが、実際にはそれだけで判断できません。確かに一般的には築年数が経過するにつれて価格は下がります。しかし、立地条件が良く、人気のエリアであれば築20年を超えていても高値で取引されるケースがあります。
たとえば、駅近で生活利便性が高い物件や、学区・治安が優れているエリアなどは、中古でも需要が安定しています。つまり、「築年数 × 立地 × 周辺環境 × 供給状況」のバランスこそが市場価値を左右するのです。
また、中古一戸建の場合は土地の資産価値に価格の影響を大きく受けます。築50年くらいたっていても、その土地の資産価値によっては思ってもいない高値で売却が行えるケースもございます。
金利の動向で「購入者の心理」が変わる
住宅ローン金利は不動産市場に大きな影響を与えます。金利が低い時期には、借入の負担が減るため購入希望者が増え、結果的に売却価格も上がりやすくなります。反対に、金利が上昇すると買主の負担が増し、需要が一時的に落ち着く傾向にあります。
売却を検討している場合は、新聞や金融機関の金利動向をチェックしておくことが大切です。特に2020年代以降は金利上昇局面にあり、今後の動向次第で売却戦略を見直す必要が出てくる可能性もあります。
市場の波を読む:売れるタイミングを逃さない
中古マンション市場には「動く季節」があります。実は、春(2~4月)と秋(9~11月)は、最も需要が高まるシーズンです。転勤・入学・新生活などのライフイベントに合わせて引っ越しを検討する人が増えるため、購入希望者が集中しやすいのです。
また、年末年始前やゴールデンウィーク前も動きが出やすいタイミング。売却を計画する際は、こうした需要期の1~2か月前に売り出しを開始しておくと、より良い条件で契約できる可能性が高まります。
売却活動の準備:相場を知り、見せ方を整える
タイミングを逃さないためには、事前準備も欠かせません。まずは近隣の成約事例を調べ、自分のマンションの相場を把握しておきましょう。そのうえで、内覧時の印象を良くするための小さな工夫も重要です。
- 不要な家具や荷物を減らし、空間を広く見せる
- 照明を明るくして、清潔感を演出する
- 管理状態(共用部分の清掃や修繕履歴など)を整理しておく
これらを整えるだけで、買主からの印象が大きく変わり、販売スピードや価格にも影響します。
信頼できる不動産会社と動く
「いつ売るか」だけでなく、「誰に相談するか」も重要なポイントです。市場動向の把握や販売戦略、適正価格の設定はプロの意見を取り入れることで精度が高まります。地域密着の不動産会社であれば、そのエリアの売れ筋価格帯や購入層の特徴を詳しく把握しています。
査定は複数社に依頼し、提案内容を比較検討するのがベストです。単に価格だけでなく、販売力や担当者の対応力も重視しましょう。
まとめ:タイミングと準備が成功のカギ
中古マンションを高く売るためには、「築年数・金利・市場動向」の3つをバランスよく見極めることが重要です。さらに、売却シーズンを逃さず、事前準備をしっかり整えることで、より良い条件での成約が期待できます。
売却は一度きりの大きな決断です。焦らず、タイミングを見極め、信頼できる専門家に相談しながら進めていきましょう。
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