住宅ローン審査でチェックされる「信用情報」の話
- 2023.05.15
- 営業マンたかはしの不動産解説
- たかはしの不動産解説, やさしい不動産解説(購入)
こんにちは、高橋です。
今回は住宅ローンを使いたい方必見の「信用情報」について。
信用情報とCIC
そもそも信用情報とは?
「信用情報」とは、クレジットカードや割賦販売、ローンなどの契約について、
契約の内容や支払状況などの客観的な取引事実を登録した個人の情報です。
※割賦販売とは、大きな額の買い物を分割払いで支払うイメージです。
車、バイク、携帯電話本体……etc
CICとは?
※以下、公式HPより引用※
株式会社シー・アイ・シー(以下、CIC)は、クレジット会社の共同出資により、昭和59年に設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。
また、CICは、割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関です。
ローン・クレジット等でお金を借りたりすると基本的にこちらのCICに情報が残ります。
銀行やローン会社、クレジット会社などは、本人の支払い能力に問題が無いか(何か滞納していないか)無理のない支払いか、といったことを判断する指標のひとつとしてこのCICを利用しています。
銀行の住宅ローン審査においても、ほぼ確実にチェックするわけです。
こんなときにCICを使ってみる
お金は借りていないはず(ローンはないはず)だが、ほかに借入があるのでは?と指摘があった。
過去、うっかりで支払いを忘れてしまったことがある。引き落としできておらず滞納となってしまったことがある。
そういったことに過去心当たりがある場合は、CICより信用情報開示を行って頂くことをお勧めします。
信用情報開示…というと急に物々しくなりますが(笑)そんな凄い手続きではなく、スマートフォンとクレジットカードがあれば500円で出来ちゃいます(令和5年時点)。
過去に滞納した情報がCIC上に残っているか、身に覚えがなかったが「ローン・借入」としてみなされてるものがあるか無いか、こうした情報が確認できます。
ちなみに経験上「携帯端末の分割払い」が現在のローンとして見なされることがちょこちょこあります。
取得した情報を活用する
身に覚えがない借入の特定にはとても役立ちます。金額自体は決してたいしたことがないものでも、ローンの借り入れ可能額に「100万円以上の影響」が出ることもあるので原因を特定して、例えばすぐに完済するなど対策を打つことができます。
もし、銀行のローン審査を行ってみて、想定していたよりもローン借り入れ可能額が低かった。ほかに借入があるのではと指摘があった。いくつか審査を出してみたが否決の結果が出た。など「おかしいな?」と思うことがあった場合にはこちらのCICをご利用いただくことをお勧めいたします。
高橋でした。
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