『昭和築のマンション』を上手に売却するためのコツ

『昭和築のマンション』を上手に売却するためのコツ

今回は「昭和築のマンション」を上手に売却するためのポイントについて解説いたします。

1.売却価格は「お部屋の中」の状況次第

マンションの場合、外壁やエントランスの修理や塗り替えは管理組合で実施いたしますので、自分の力でどうにかできるものではありません。『良い条件で売る為にはどうすれば良いか』はお部屋の中、室内状況にかかっています。

場合により、『売る為のリフォーム』を実施することで条件良く売却できる確率がグッと跳ね上がりますので、お部屋の状況により「売る為のリフォーム」は選択肢のひとつに追加することがお勧めです。
弊社朝日リビングでは売る為のリフォームにかかる代金を売却契約まで立て替えるサービスがございますので、最初に手持ち金を出すことなく上手に売却することができます。
朝日リビングのリフォーム売れ払い

参考:ご売却インタビュー vol.3:壁にカビや落書きがありリフォームが必要な状態のお部屋。希望は”高く売りたい”(資産処分)

2.登記上50平米を超える場合は「住宅ローン控除」等が使えるか要チェック

〇昭和57年1月1日以降に新築されて、かつ登記上の面積が50平米以上の物件は『住宅ローン控除』『登記費用や不動産取得税の軽減』が受けられる可能性があります。
〇登記上面積が50平米以上でも、昭和56年以前に建てられたマンションは基本的に『住宅ローン控除』『登記費用や不動産取得税の軽減』を受けることができません。ただし特例として”耐震診断や耐震補強工事を行い耐震性に問題がないと判断されるマンション”の場合は「耐震基準適合証明書」という書類を建築事務所に発行して貰うことで税制優遇の恩恵を受けられることがあります昭和56年以前でも、念のため「耐震基準適合証明書」が発行できるか否かを確認するまでは諦めないで下さい!

3.昭和築マンションの場合、これまでの修繕についての情報は大きなポイント!

30数年以上の時を過ごしてきたマンション。過去の修繕履歴や今後の大規模修繕工事予定、現在の修繕積立金の総額などどのように年を重ねてきたのか購入者様にとっては気になる要素です。管理会社が管理しているマンションは「重要事項調査報告書」という書類である程度不動産会社でも調査は行えるものですが、自主管理のマンションは売主様がどのくらい情報や資料をお持ちであるかにかかっている場合もございます。また管理会社の有無に関わらず、管理組合で毎年話し合う内容を記載した資料「議事録」「議案書」といった資料も、今マンションでどのような話題が上がっているかを知る上で貴重な資料です。出来ればこういった書類は捨てずに保管いただくと◎です。

4.昭和築マンション「住宅ローンについての知識」は売却のしやすさに直結する

たとえばAさんという方に住宅ローンでお金を貸すとき、銀行はAさんの年収や年齢などチェックしますが、並行して「どの物件を買うか」という点もチェックしています。『Aさんにお金は貸せるけど今回の物件はローンを貸せない…』という場合もあります。銀行によっては物件の築年数制限があったり古いマンションに対する融資が積極的ではない場合もございます。あとは昭和築マンションでよくある「購入とリフォームを同時に行う」場合は銀行で物件代金+リフォームを合わせて借りれるか?といった情報も大切です。
『今のマンションは住宅ローンが問題なく使える物件か?』これは売却を考えるうえで大きなポイントです。築年が古い・総戸数が少ない・自主管理、こういった理由で住宅ローンがなかなか使いづらいケースもマンションにはよくありますが、そういった場合も事前に「住宅ローンが利用できる金融機関」をいくつか知っておくことが大切です。(※これについては売主様ではなく不動産会社が調査します)

5.場合によっては買取の方が良い条件になる場合もある

不動産を売る方法としては「一般の個人の方に売却する」か「不動産業者が買い取る」か2パターンあります。
一般的に買取の場合は通常の売却価格と比較し8割ほどの価格になりますが、たいてい不動産業者が買い取る場合、室内はフルリフォームを行ってから再販活動を行います。室内状況次第ですが、どのみちリフォームが必要と思われる場合には『普通に売るときとそこまで差額が出ない』場合がございます。価格と手間を無くすことを天秤にかけて買取の方が希望に合っている場合もあります。

参考:ご売却インタビュー vol.4:離婚することになりマンション売却。手間なく・高く買取で売却したい(直接買取)

いかがでしたでしょうか。
朝日リビングでは、創業当時より公団公社(いわゆる団地)の売買を50年間続けて参りました。昭和築のマンション売却についてお役に立てる知識をご提供できれば幸甚です。ご相談はコチラまで↓
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私たかはしは、初年度に宅建取得、入社3年目にトップ営業マン表彰を受け、入社4年目で新宿配属となりました。
新宿という都心で頑張っていますが、もともとは東北から出てきた田舎者です。今でも売主様の物件の草むしりからお手伝いする初心を大切にしたいと思っています。
「押さない営業」スタイルを売りとし、売主様にも買主様にも迅速で気持ちのいいお取引になるよう心がけています。


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