空室物件の売却時の「残置物処分」が必要な理由とは?
- 2025.11.24
- 営業マンたかはしの不動産解説
- たかはしの不動産解説, やさしい不動産解説(売却)
こんにちは、「やさしげ」のたかはしです。不動産売却のご相談を受けているとよく頂くのが、
「荷物を片付けてから売却したほうが良いですか?」
「売却が決まってから処分したほうがいいのでは?」
というご質問です。
結論からお伝えすると、マンション・戸建て問わず、売却活動を始める前に残置物(不要品)を片付けて、空の状態で見せるのが圧倒的に有利です。
なぜ先に片付けたほうが良いのか?
また、処分費用の負担が気になる場合の対策も含めて解説していきます。
なぜ片付けるべき?売却価格と印象を左右する「第一印象」
売却活動において、購入希望者が物件を見る最初の瞬間はとても重要です。
部屋の中に荷物が残っている状態だと、どうしても「狭く」「暗く」「古く」見えてしまいます。
また悪い意味で生活感が残っていると購買意欲にも大きく影響します。
人は視覚情報で物事を判断すると言われています。
最初の印象が悪いと、物件の本来の価値が伝わらなくなり、価格交渉で不利になる可能性が高まります。
片付けるだけで“見栄え”は劇的に変わる
不要物を撤去し空にすることで、室内の広さや使い勝手を購入希望者がイメージしやすくなります。
家具や物が残ったままだと、実際より狭く見えたり、生活感が強くなりマイナス評価につながります。
同じ物件でも、荷物の有無だけで売却価格に差がつくほど影響が大きいと言っても過言ではありません。
残置物があると買主の心理がネガティブに傾く
内見で荷物が大量に残っていると、購入希望者は
- 「片付けるのが大変そう」
- 「引き渡しまで時間がかかりそう」
- 「手間をかけたくない」
と感じやすくなります。
逆に、何もない状態の物件を見ると、「すぐ住めそう」「気持ち良く生活できそう」というポジティブな感情になりやすいのです。仮にリフォームが必要な状態のお部屋だとしても、空室のお部屋で打ち合わせをするのと荷物が多く残った状態でリフォームの打ち合わせをするのでは、気持ち的にもかなり違います。
片付けのタイミングは「売却スタート前」がベスト
売却が決まってから急いで処分すると、
- 時間に余裕がなく(比較検討)高い金額で業者依頼するはめに
- 適切なリサイクル方法が選べない
- 一部自分で捨てようと思っても、粗大ごみの自治体回収が間に合わない
- スケジュールがタイトになりストレスが大きい
という状態に陥ることが多くあります。
ゆっくり比較検討しながら処分できるのは、売却前に行うからこそです。
費用が心配な方へ――「売れ払いプラン」という選択肢
「先に片付けたいが費用を払いたくない」という声もよくあります。
その場合、当社では残置物処分費用を売却成立後に売買代金から清算できる『売れ払いプラン』をご用意しています。
売却が正式に決まったタイミングまで支払いが発生しないため、
先にお金を出したくない方でも安心して片付けに踏み切れます。
まとめ|片付けは“先にやった者勝ち”
空室物件を売却するときは、
- できるだけ早い段階で残置物を処分する
- 第一印象を整えて見栄えを最大化する
- 売却価格アップ・早期売却に直結する行動を優先する
ことが何より重要です。
片付けはいつか必ず必要になる作業。
であれば、売却スタート前に行うほうがメリットは圧倒的に大きくなります。
費用が気になる場合は、ぜひ「売れ払いプラン」の活用もご検討ください。
空室物件の売却でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの物件を最良の形で売却できるよう、全力でサポートいたします。
もしご質問やご相談がありましたら、お気軽にこちらからご相談ください。
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