『1年後に引っ越し』するときは、いつから売りに出すのが正解?
- 2022.06.03
- 営業マンたかはしの不動産解説
- たかはしの不動産解説, やさしい不動産解説(売却)
今回は、ある程度先のお引越しとなる場合の「売却のタイミング」について解説いたします。
【売却】お引越しが先のケース。例えばこんなケース
・新築マンションの購入契約をし手付金を支払ったが、引渡し手続きはまだまだ先
・仕事の関係で転勤が決定したが、転勤時期は1年後
いつ頃から売り始めたら良いの?
結論から言いますと、個人的には『早いに越したことは無い』と思います。
売却募集の期間(売り始めてから、売買契約までの期間)は平均すると2~3か月位ですが、市況や時期、価格設定により成約までの期間は前後いたします。特に『できるだけ高く売りたい』とお考えの方は通常よりも長めに販売期間を設けていただける方が安心です。
通常は売却開始から引渡しまでどのくらい?
売り始めてから、売買契約までの期間は2~3か月位が目安と先ほどご説明しました。不動産の売買契約が締結されてから引渡し(鍵の引渡し)までの期間については、売主様や買主様のご事情によりケースバイではありますが引渡し(鍵の引渡し)まで1~2か月位が多いです。
(例)
6月から売却開始 → 8~9月頃に売買契約 → 9~11月頃に引渡し手続き
約1年後の引渡しでも売買契約はできるの?
これについては、物件にご興味を示していただいた買主様次第ではあります。
例えば、
〇直近は仕事が忙しくバタバタしており、しばらくはリフォームの詳細検討や引っ越しの準備ができない!
〇1年に1~2件しか売りに出ないマンションであれば、次を待つよりも今抑えておいた方が確実に住める。
〇来年家族がこちらに引っ越してくるので、それまでに住む家を確保したい。
こういった方にとっては先の引渡しでもそこまで影響は多くないわけです。
逆に、デメリットとしては「あと3か月以内に引っ越しをしなければならない!」「賃貸の更新時期が迫ってきている!」というご事情の買主様とは残念ながらニーズが合わない場合もございますので、通常よりもマッチング数が減ることはあり得ます。
私たかはしが担当させていただいた物件も、契約→引渡しまで6か月・10か月・12か月といった長期スパンの契約もあります。
ある程度先の引渡し時期の場合、早く売りに出すメリットはある?
二つメリットがあります。
1.売却募集期間を長く出来るのでより多くのお客様にアプローチが出来る
売却の募集期間が長ければ長いほど一人でも多くのお客様にアプローチすることができます。中古不動産の売却とは、「貴方様のお家を気に入って下さるただ1つの出会い」が有れば良いのです。より素敵なご縁を見つける為には、短い期間の売却よりも中長期での売却の方が安心です。
また、いざ売却期限が迫ってきてバタバタと値下げして売るような事態も極力避けることができます。
2.(居住中の場合)売主様は内覧の経験を多く積めるので、どんどんスムーズにご内覧ができるようになる
住んだまま売却をスタートする場合、いざお客様が見に来て下さるとき慣れないうちは少しぎこちなくなってしまうものです。(これは仕方がないことです。慣れます)
何件かご内覧をいただく中で「よく質問されること」「調べておいた方が良いこと」「〇〇をリフォームするための目安金額」といった項目をまとめることができ、売主様としても・売却を担当する営業マンとしても今後よりスムーズなご案内が出来るようアップデートしていくことが出来ます。
昨今の販売中物件の引渡し時期について
最近は、お買い替えによりマイホームを売却される方が多くいらっしゃいます。お引き渡しまでの時期を長めに設定されている売主様も多くいらっしゃいますので、あまり違和感なく売却募集を行えるかとは思います。
売りに出す「タイミング」
念のため最後に注意事項です。特にお買い替えの場合の注意点ですが、売却を出す前には「購入先を必ず買うことができるか」確認したうえでの売却スタートをお勧めしております。新築マンションの場合は、抽選に当選する、ローン審査で承認が降りた、などなど。
『どのタイミングから売却スタートして良いのか分からない』という場合には、タイミングについても不動産会社にご相談頂ければより安全です。
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★メールでのご相談:a.takahashi@asahi-lv.co.jp
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