【結論】残置物は売却前に片付けるのが“絶対に有利”な理由
- 2025.12.05
- 営業マンたかはしの不動産解説
- たかはしの不動産解説, やさしい不動産解説(売却)
こんにちは、たかはしです。不動産を売却する前に必ず知っておきたいのが、「残置物(ざんちぶつ)」の片付けです。マンションでも戸建てでも、荷物が残ったままの状態で売り出すより、空室のほうが圧倒的に売れやすいというのをご存じでしょうか?
実は、残置物の有無は売却のスピードや価格に大きく影響します。本記事では、売却前に荷物を片付けておくべき理由から、片付けのタイミング、費用を抑える方法まで詳しく解説します。
【結論】残置物は売却前に片付けるのが“絶対に有利”な理由
これまで多くの売却物件を見てきましたが、空室状態のほうが反響も決まりも圧倒的に早いです。その理由はとてもシンプルで、購入検討者の第一印象と感情が大きく変わるためです。
① 第一印象で物件価値が左右される
内見で部屋に入った瞬間、荷物が多いとどうしてもこんな印象を与えます:
- 部屋が狭く見える
- 光が遮られて暗く感じる
- 古く感じる
- 生活感が強く、印象が悪い
人の判断の8割は視覚情報とも言われています。最初にネガティブな印象を持たれると、価格交渉でも不利になります。
反対に、空室にしておくと:
- 部屋の広さがしっかり伝わる
- 清潔感が出る
- 家具配置のイメージが湧きやすい
- リフォームの相談も進めやすい
同じ部屋でも、「荷物がある」か「無い」かだけで売却価格に差がつくことは珍しくありません。
② 買主様の感情が“前向きになる”
荷物が残っている物件を見ると、購入検討者の方はこう感じます。
- 片付けるの大変そう…
- 引き渡しに時間かかるかな
- 余計な手間をかけたくない
一方、空室の物件は:
- 「すぐ住めそう」
- 「気持ちよく新生活がスタートできる」
- 「管理が行き届いていて安心」
と、買主の“好意的な感情”が強くなります。感情がプラスになると、購入判断も前向きになり、成約に近づきます。
売却前に片付けるほうが圧倒的に有利な理由
売却が決まってから片付けるのはNG
売却が決まってから急いで片付けると、次のようなリスクがあります。
- 業者比較の時間が足りず割高になる
- 自治体の粗大ゴミ日程に間に合わない
- 片付けが引き渡し日に間に合わない
- 予定が詰まり精神的にも負担が大きい
余裕を持って準備できるのは、売却前に片付けるからこそ。
残置物として“片付けるべき”ものの具体例
- 使わない大型家具(ソファ、タンス、ベッド)
- 古い家電(冷蔵庫、洗濯機など)
- 生活関係の私物、生活感があるもの(衣類、食品、書類、雑貨)
- 壊れた備品
反対に、買主様が希望するケースがあるもの(相談すべき物):
- 状態の良い、新しめのエアコン
- 備え付けの食器棚や収納家具
- 照明器具
片付けが不安な方へ:費用は“後払いOK”の『売れ払いプラン』
「片付けたいけど、先に費用を払うのは不安…」そんな声を多くいただきます。
当社では、処分費用を売却成立後に売買代金から精算できる『売れ払いプラン』をご用意しています。
メリット:
- 手持ち資金が不要
- 売却前にすぐ片付けられる
- 空室で売り出せるため成約率がUP
まとめ:片付けは先にやった者勝ち
空室で売却すると、
- ✔ 売却スピードが早くなる
- ✔ 売却価格が上がる可能性が高い
- ✔ 取引トラブルが減る
片付けは、売却活動を始める前に行うことが「最も効率よく、最も得をする」方法です。
費用面で不安がある方は、「売れ払いプラン」もぜひご利用ください。
不動産売却についてお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
もしご質問やご相談がありましたら、お気軽にこちらからご相談ください。
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